テニスで足がつる事ってありませんか?僕もテニスで足がつる事が多くて、大事な試合で悔しい思いをした事が何度もあります。
色々と思考錯誤を重ねた結果、とある対策により、ほぼ足がつる事はなくなりました。
試合で技術的な実力差で負けるならともかく、「足がつる」事が原因で負けてしまうのはやっぱり悔しいですよね?
今日は、テニスで足がつる事がよくある方の為に解決策をお伝えします!
ただし、足がつる原因を知っておいた方がより効果的に対策ができますので、まずは「テニスで足がつる原因」から見ていきましょう~!
そもそも足がつる原因は?
テニスで足がつる原因は、下記のような状況が考えられます。
- 発汗によりナトリウムやカリウム等のミネラル不足したとき
- 過度の緊張により筋肉が硬直したとき
- 筋肉が過度に疲労したとき
テニスのプレー中、大量の汗をかいて沢山走り回り、足の筋肉を過度に使いすぎてしまった時に上記のような状況に陥り、「足がつる」結果につながります。
基本的な対策法とは?
テニスで足がつるときの基本的な対策は、まずはこまめに水分を補給する事です。
発汗により体内のナトリウムやカリウム等のミネラルが体外に放出してしまうため、それを補給する必要があります。
ですので、水分といっても水ではなくナトリウムやミネラルが含まれているスポーツドリンクを用意するようにしましょう。
スポーツドリンクをケチって2倍に薄めて持ってくる方もいるかと思いますが(かつての僕です)、これでは足がつるときの対策にはなりませんので注意が必要です。
あとは、こまめな休憩や無理しすぎない事が大切です。とはいえ、こればかりは試合中ではなかなか実現できない事もあります。ですので、ペース配分もよく考えて動きすぎない事も対策の1つになるのではないでしょうか?
対策を色々試してみた結果
テニスで足がつるときの対策は色々とあると思いますが、僕が実際に試してみて効果のあった、以下4つの方法をシェアしたいと思います。
- プレーのインターバルでバナナを食べる
- スポーツドリンクにレモン果汁を混ぜる
- ふくらはぎサポーターの着用
- 漢方薬「芍薬甘草湯」の使用
1.プレーのインターバルでバナナを食べる
バナナはカリウムが多く含まれており、エネルギーの吸収も早いと言われています。
プロテニスの試合でもインターバルでバナナを食べている選手を見かける事が多くあると思いますが、これはとても理にかなった行動と言えるでしょう。
フェデラーもバナナを食べてます。ただ、問題点もありスポーツの合間に食べる物としてはちょっと重たいというのが難点です。
ですので、一度に丸ごと1本を食べるのではなく休憩タイムに半分だけ食べる等、自分なりに食べやすい方法を決めておくと良いですね。
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2.スポーツドリンクにレモン果汁を混ぜる
足がつる対策の1つとしてクエン酸の摂取があります。
クエン酸は筋肉をスムーズに動かす働きがあり、足がつるのを防ぐ働きもあります。ですので、スポーツドリンクにクエン酸が多く含まれるレモン果汁を混ぜて持っていくと良いでしょう。
どのくらい混ぜれば良いのかというと、僕の経験上1リットルのスポーツドリンクに対して数十ミリリットルで丁度良かったです。
味は好みが別れるかと思いますので、レモン果汁の分量は自分自身に合ったさじ加減を探してみましょう。ポッカのレモン果汁がおすすめですよ。
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3.ふくらはぎサポーターの着用
テニスで足がつる時って、「ふくらはぎ」である事が多いと思います。
他にも太ももや足の指もつる事があるかもしれませんが、つる順番としてはやはり「ふくらはぎ」が最も早くつる部位かと思います。
そこで、筋肉の動きをサポートする圧着タイプのサポーターも有効である事が判りました。
僕が使用しているのは、ザムストのふくらはぎサポーターです。
最初は締め付ける力が強いかな?と思いますが使用しているうちにすぐに慣れました。ふくらはぎはサーブを打つ時やダッシュする時にもかなり疲労する部位の1つですので、サポーターを着用する事により安心感が得られます。
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4.漢方薬「芍薬甘草湯」の使用
この記事では幾つか足がつる対策を紹介しましたが、最も効果が高かったものを紹介します。それはズバリ「芍薬甘草湯」という漢方薬です。
僕が時々参加しているテニスの草試合では、大体ワンセットマッチを4~5回勝利すれば優勝という形式が多いです。
飲み方のタイミングとしては、
- 足のつりが予想される10~30分前に飲む
(ただし、服用間隔は4時間くらい空けて1日3回まで)
僕の経験上、このタイミングがベストです。芍薬甘草湯を服用していればよほどの事が無ければつらないですね。
飲み方の詳細はコチラの記事で詳しく紹介していますのでご覧になってくださいね。
ちなみに、今回紹介した対策を全て行ったにも関わらず足がつってしまった事は1度もありません。真夏の炎天下でも試してみましたが、それでも足はつりませんでした。
但し、漢方薬をケチってしまったり、高をくくってサポーターを着用しなかったりした時には、やはり足がつる場合もありました。ですので、対策は万全にしておいた方が良いと思います。
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若い人でも要注意
ところで、テニスで足がつるといっても、はやり個人差があります。若い人は足がつらないと思われがちですが、これは間違った認識と思われます。
僕は20代の頃に頻繁に足がつっておりました。現在は30代ですが今回紹介した方法により最近は殆ど足がつらなくなりました。また、同年代のテニス仲間の1人には、今まで一度も足がつった事がないという人もいます。
つまり、足のつりやすさは年代に関係なく個人の体質によるものと思われますので、自分の体質をしっかり認識しておく事も大事ではないかと思います。
自分だけの万全対策条件を見つけよう
今回、テニスで足がつる事に対する対策法をご紹介しました。これは実際に僕自身が実行して効果のあった方法です。
しかし、やはり個人差がありますので、自分だけの万全な対策条件を見つけておいた方が良いと思います。
例えば、バナナを食べる分量やタイミング等ですね。
コレだけやっていればまず大丈夫という条件を見つけ出し実行する事で、大事な勝負の際に練習の成果を十分に発揮する事ができますので、自分だけの万全対策条件を探してみましょう。
まとめ
それでは、今回ご紹介した対策法をおさらいしてみましょう。まとめるとこんな感じですね。
- プレーのインターバルでバナナを食べる
- スポーツドリンクにクエン酸の入ったレモン果汁を入れる
- ふくらはぎサポーターの着用
- 漢方薬「芍薬甘草湯」の使用
どの対策法もかなり効果のあるものばかりですが、やはり全て実行する事でより確実性が上がると思います。
最も効果が高かったのが芍薬甘草湯でした。テニスで足がつると悩んでいる方は是非この方法を試してみてください!
健闘を祈ります。
テニスをやっていると色々な壁にぶち当たると思いますが、「風」もその1つではないでしょうか?風対策についてはコチラの記事で詳しく書いていますので良かったら是非どうぞ!
以上、「テニスの「足がつる」対策に!実際に効果があった方法4つを大公開」でした。
WRITTER :もやこう