テニス マッチポイントから逆転!状況別対処法を詳しく解説!

テニスの試合でマッチポイントまで追い詰めたのに逆転されて負ける事ってありますよね?逆に、一時期はマッチポイントを握られたけど逆転して勝てたというパターンもあると思います。

逆転して勝てればかなり嬉しいですが、マッチポイントまで追い詰めておいて負けるなんてメチャクチャ悔しいですよね?

僕は、草試合に出たばかりの頃は、マッチポイントまで追い詰めた後、あれよあれよの内に追いつかれて「逆転して負ける・・・」というパターンを何度も経験しました。

その後、試合経験を増やし、どうやったらマッチポイントの後でしっかりと勝利をモノにできるのか体で覚えることが出来たんです。

というわけで、テニスの草試合(初級~中級くらい)などに参加しているあなたのために、マッチポイント(勝っていても負けていても)になった場合の対処法について解説していきますね。

是非、参考にしてみて下さい。それではスタート~!

テニスのマッチポイントにおける対処法

マッチポイントになったとき、勝っている時・負けている時の2つのパターンがありますが、状況別に対処法を解説していきますね。大まかな内容はこんな感じ↓

対処法はコレだ!

勝っている場合は?

  • 特に冷静に
  • 自信を持とう

負けている場合は?

  • 実は相手も焦っているので諦めないように
  • 防御に力を入れる

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

勝っている場合は?

特に冷静に

勝っている状況でマッチポイントまで追い詰めた時って、「あと1ポイントで勝利♪」と勝ちへの意識がグーンと上がってしまうもの。しかし、こんな心理状況って結構危険な状態なんです。

もちろん、これまでの流れが一方的に優勢であればそれでもいいと思いますが、それまで実力が互角で接戦をしてきた場合が要注意。急に焦って思わぬミスをしてしまう事も少なくないんです。

ですので、マッチポイントになったらとりあえず深呼吸しましょう。こうすることで、冷静な状態を取り戻す事ができるんですね。

相手も、あと一歩で負けが決まってしまうという状況ですので、これまで以上に気合充分な状態で攻撃してきます。とにかく、冷静さを失わないように心がけましょう。

自信を持とう

マッチポイントになったら冷静になることが大切ですが、やはり、あと1ポイントで勝利という所まで追い詰めたのだから、まずは自信を持ってください。ぶっちゃけ、普通にやれば勝てるんです。

しかし、人間のメンタルってそんなに強いものでもないので、マッチポイントまで追い詰めていても何故か逆転されてしまう事も珍しくないんですね。

ですので、自信を持ってこれまで通りプレーすればいいのですが、相手もより慎重になっていることが多いです。ここは、こちらも少々慎重になる必要があります。

ただ、慎重になり過ぎると攻めの勢いがなくなってしまいますので良くありません。相手も慎重になっているので、ミス待ちの展開に発展しやすく、ポイントが獲れる可能性も5分と5分になってしまうからです。つまり、運任せになってしまうんですね。

僕の経験上、最も良いパターンは「ラリーの展開で様子を見たあと、チャンスが来たら確実に攻撃」というパターンです。

1度の攻撃で終わらない場合もありますが、1度でも攻撃が出来れば、相手の動きを崩す事ができます。その場合、その次の攻撃で確実に決めるようにしましょう。

この最後の攻撃の際に自信を持って攻撃できるかが勝利の鍵となります。

僕の体験談~勝利編~

ここで、僕の体験談をお話しましょう。あるテニスの草試合に出場した時の事です。僕は決勝戦までコマを進めておりました。決勝だけあって相手はこれまでの相手とは質が異なり、攻守共に安定している選手。

実力はほぼ同レベルで、試合内容もシーソーゲームで展開し、ついには5-5で僕のマッチポイントという状況になったのです。

この時の心境としては、これまで互角のいい勝負をしていて自分が先にマッチポイントを握ったのだから、「普通にやれば絶対勝てる」でした(何故か自信マンマン)。

この心境は、「冷静さの中に自信を持った状態」であったと思います。しかも、すごく「楽しいと感じる瞬間」でしたね。

最後の1球は、チャンスボールだったので自信を持ってバシッと決める事に成功。決勝戦で勝利できたのでこの試合では優勝できました(^^)

※この草試合のルールは1セットマッチで6ゲーム先取(ノーアド)

 

僕の体験談~敗北編~

これまたテニスの草試合での経験談。普通にやれば勝てるだろうと思って迎えたマッチポイント。ゲームカウントは5-3でリードしていたので、まぁ、ここでミスしても負ける事はないだろうと高をくくっていました。

表面上は平静をよそおっていたのですが、内心はかなり焦っていたようで、自分からミスをしてしまい、そのゲームは獲られて5-4となったのです。

これを機に相手の調子も格段に上がり、あっさり5-5に追いついてしまう事に・・・。

その後、相手の勢いはどんどん増して、ついには逆転を許してしまいます。結局、この試合は負ける結果となりました。

実は、こんな感じで負ける試合はこれまでに何度もありました。この時は、まだ試合経験が浅く、落ち着いたプレーがあまりできていない時期だったのでこんな結果になってしまいましたが、最近ではかなり少なくなってきています(^^)

 

負けている場合は?

実は相手も焦っているので諦めないように

先ほどもお話しました通り、たとえこちらが劣勢でマッチポイントを迎えても、実は相手も焦っているんです。

「これまで、順当にポイントを重ねてきた・・・あと1ポイントで勝負が決まる・・・はずだよなぁ?」「果たして、これまで通りポイントを獲ることが出来るのか?」と。

マッチポイントまでは勢いがあったから良いですが、急に我に返ると焦ってくるものなんですよ。こういう状況でも冷静に対処できるのが「試合巧者」なんですね。

ということで絶対に諦めない姿勢でマッチポイントと向き合いましょう。

防御に力を入れる

では、どのように向き合えば良いのでしょう?僕が心がけていることは「防御に力を入れる事」です。

明らかにゲーム差があったり力量に差があり過ぎる場合は、普通に負ける事になりますが、ほぼ互角のいい勝負になっている場合は、充分に逆転できる可能性があります。

まず、当たり前の事ですがマッチポイントで負けてしまったらそこでゲームセットとなってしまいます。

ですので、まずはミスしないことが大切なんですよ。なぜなら、草試合のテニスでは自分からポイントを獲るよりも相手のミスによるポイントの方が獲りやすいし、安全だからです。

しかし、注意したいのが完全防御に徹するだけではダメだという事。あまりにも保守的になってしまうと、相手も優勢なので勢いづいてしまいます。

なので、確実なチャンスがあれば決めるスタンスでいて下さい。相手もあと1ポイントで勝利というところでポイントを獲られると精神的にもやられます。

ここで相手の調子を狂わす事ができれば逆転のチャンスも見えてきますよ。

さいごに

マッチポイントを迎えた時の対処法について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?まとめるとこのような感じになります。

勝っている場合は?

  • 特に冷静に
  • 自信を持とう

負けている場合は?

  • 実は相手も焦っているので諦めないように
  • 防御に力を入れる

マッチポイントって優勢・劣勢どちらの状況でも、熱くなる瞬間なんですよね。これもテニスの魅力の1つかと思います。

あ、テニスの魅力についてはこちらで語っていますので宜しければどうぞ(^.^)

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今回の記事が、あなたのテニス試合での勝率を上げられるキッカケになればとても嬉しいです。

この記事を参考にした結果、試合に勝てたよという方がいればコメントしていって下さいな。

それでは健闘を祈ります(゚∀゚)

以上、「テニス マッチポイントから逆転!状況別対処法を詳しく解説!」でした。

WRITTER :もやこう