テニスの社会人スクール!選ぶのに重要な4つのポイントは?

4大大会やオリンピックで活躍中の錦織圭選手が注目されていますね!世界のトップレベルでテニスをする姿を見ていると「自分もやってみよう!」と思ってしまうのが人情というもの。

社会人である僕は現在、テニスを趣味にしていますが、始めたばかりの頃はテニススクールに入って練習をしました。通った期間はトータルで1年くらいですが、実は3種類のスクールを経験しているんです。

それぞれのスクールに良いところも悪いところもありました。スクールに通って「テニスが上手くなりたい!」と考えている社会人のあなたのために、スクールを選ぶときの注意ポイントを紹介します。

スクールって意外と金額も高いので、やっぱり失敗はしたくないですよね?僕が紹介する注意ポイントをおさえて、是非、失敗のないスクールライフを送ってくださいね!

最初に、社会人が初めてテニススクールを選ぶときに注意するポイントはこのようになります。

  1. 通える場所かチェック!
  2. 無料体験をチェック!
  3. コートの種類をチェック!
  4. 価格とシステムをチェック!

それでは、各ポイントを詳しくみていきましょう!

1.通える場所かチェック!

最も重要なのはテニススクールの場所です。いくら良いスクールでも通えない場所にあったら意味がありません。

基本は家の近くが良いですが、会社帰りに通えるようであれば、会社の近くにあっても良いですね。目安として、理想的には15分以内、できれば30分以内が良いです。車で40分を超えてくるとちょっと通うのが厳しくなってくるんですよ。

僕が最初に入校したスクールは車で40分の所にありました。毎週土曜に通っていましたが、忙しい社会人にとって移動時間ほど無駄な時間はありません。

しばらくは、テニスが楽しくて通う時間はそれほど苦になりませんでしたが、3ヶ月後、だんだん通うのがキツくなってきました。そして、ついには辞めてしまい、別のスクールを探すことになったんです。

なので、通うことを考えてなるべく近いスクールを選ぶようにしましょう。

[icon image=”point-b-bk”]理想的には15分以内、できれば30分以内を目指そう!

2.無料体験をチェック!

テニスの社会人スクールには、たいてい無料体験が実施されています。無料体験は、通常の1レッスンを丸ごと体験できるお得な制度です。

チェックするポイントは3つあるので順番にみていきましょう。ここで紹介するポイントは全て無料体験中にチェックできるポイントなので、無料体験では注意深く行動するようにしましょうね。

練習生の表情をチェック

初めて習うテニス。期待もあればちょっぴり不安も感じてしまうかもしれません。せっかく、テニススクールに通って習うのですから、何はなくとも「楽しさ」が最も重要ではないでしょうか?

注目するべきポイントは、練習生の表情。みんな笑顔で練習できているかどうかチェックしてみましょう。

反対に、ピリピリした雰囲気をかもし出していたり、協調性のないプレーをしている人がいないかどうかもチェックしましょう。

スクールは、練習生同士で練習する機会も多いので、苦手な人がいたりすると結構辛いです。全体的な雰囲気もしっかりと肌で感じておきましょう。

[icon image=”point-b-bk”]
練習生が笑顔で楽しく練習できているかチェックしよう!

コーチをチェック

テニススクールではコーチの存在も大きいです。コーチの教え方次第で上手くなったり、下手になったりすると言っても過言ではありません。どんなコーチが良いのか、ポイントは3つあります。

コーチを選ぶポイント
  • 褒めて伸ばしてくれる
  • やる気がある
  • 理論的に教えてくれる

 

まずは、何といっても「褒めて伸ばしてくれる」タイプが良いでしょう。社会人がテニススクールに通うとなると基本的には週1回、多くても2回。

少ない頻度の練習で上手くなるにはモチベーションの維持が非常に重要になります。モチベーションの維持に非常に効果的なのが「コーチに褒められること」なんですね。

2つ目に大事なのは「やる気」。コーチの中には、練習生同士で打たせる機会を多くとり、「自分は楽をする」という人がたまにいるんです。

練習生同士で打たせること自体は悪いことではありませんが、その際もしっかりと技術的な指導を行っているかチェックしておきましょう。

3つ目は「理論的に教えてくれる」こと。褒めてくれてやる気もあるコーチでも教え方がイマイチだと、上達も遅くなってしまいます。感覚的な指導ではなく、理論的かつ丁寧に判り易い指導ができるコーチだと、教えられる方も頭で理解できるので上達も早いはずですよ。

コーチは指名できるの?

そうそう、大事なことを忘れていました。コーチは指名できるのか?ということ。結論からいうと、プライベートレッスンでない限りコーチの指名は基本的にはできないと思った方がよいでしょう。

スクールの規模にもよりますが、1つのスクールにつきコーチは2~10人と幅があります。しかし、大抵の場合、週1回のレッスンなら同じコーチに教わることが多いですので安心してください。

コーチが気に入ったのであれば、念のため、そのコーチがどの時間帯で教えるのか、受付で確認しておくとよいでしょう。

更に良いコーチがいたら?

スクールに入会後、新たに別の良いコーチがいることに気がついてしまったらどうしましょう?せっかくなので、別のコーチにも教わってみたいですよね?

別のコーチが、入会したクラスの他の時間帯でも教えていれば、教わることが可能です。ただし、あなた自身が教わる時間帯をコーチに合わせる必要があります。

なお、クラスというのは、スクール内でのレベル分けのことを言い、初めてテニスをする方であれば基本的には「初級クラス」になりますね。

無料体験は1度だけ!

コーチについて色々とチェックしましょう!とお伝えしてきましたが、無料体験できるのは基本的には1つのスクールにつき1度だけ。

ですので、無料体験で教えてもらったコーチがたまたま良いコーチなら問題ありませんが、あまり良くないコーチだったらそのスクールへの入会を諦めてしまうかもしれません。

そんなことにならないためにも、無料体験に参加する前に「見学」することをおすすめします。見学に回数制限はありませんし、もちろん無料なので、気軽にスクールの雰囲気を体感できるでしょう。

[icon image=”point-b-bk”]楽しくて解りやすい指導をしてくれるコーチを探そう!

設備をチェック

忘れてはならないのは設備。テニススクールの設備はピンキリで、必要最低限の設備しかないスクールから贅沢な設備のスクールまで色々とあるんですよ。確認するべき設備としては、こうなります。

確認するべき設備
  • 複数のシャワー
  • 広い更衣室
  • ロッカー
  • ゆとりあるキレイな駐車場
  • 1人当たりのコート面数

シャワーは1つだけだと練習後に混雑しますので、できれば複数あるとベターですね。シャワーと同じ理由で、更衣室も広い方が確実に快適に過ごせます。

意外と重要なのがロッカー。貴重品はテニスバックに入れっぱなしでも、ほとんど大丈夫とは思いますが、やはりロッカーに入れておける安心感は格別です。

駐車場の広さや台数、造りもチェックしておきましょう。田舎のスクールですと、駐車場の造りが雑で、ただの更地を駐車スペースとして使っていることも多いんです。

雑な駐車場ですと砂利やアスファルトではなく土であることが多く、使用する度に車がかなり汚れるんですよ。ですので、駐車場は広くてキレイでたくさん停められるかチェックしておきましょう。

コートの面数も重要です。基本的に1面のコートを5~10人くらいで使用しますが、できれば少ない人数で使用したいですよね。なので、練習生の人数に対してコートが何面あるのかチェックしておきましょう。

[icon image=”point-b-bk”]快適設備が整ったスクールでテニスを楽しもう!

3.コートの種類をチェック!

コートの種類もチェックしておきましょう。貴重な週末をテニス練習にあてる社会人のあなたにはオムニコートをおすすめします。

なぜなら、雨上がりでもコートが使用でき、コートコンディション不良によるレッスン中止が少ないから。

しかし、いきなりオムニをおすすめしますと言われても何のことやらさっぱりかと思います。コートについて少し解説しますね。

コートには、基本的に3つの種類があり、クレー・オムニ・ハードがあります。

クレーコート

注意したいのがクレー。クレーは土でできたコートで、雨上がり直後にはコートが使用できなくなるんですね。

テニスは天候に左右されやすいスポーツですが、特にクレーの場合はそれが顕著なものとなります。クレーは最もレッスンが中止になりやすいコートと言えますね。

クレーコート

オムニコート

屋外コートで優秀なのは、オムニ。オムニは、砂入り人口芝でできており、キレイなコートが多いです。オムニは日本ではメジャーですが海外にはあまり無いコートなんですよ。

オムニのグッドポイントは、雨が降っていても滑らないところ。オムニであれば、雨上がり直後であれば普通にプレーが可能です。言い換えると雨さえ降っていなければ快適にプレーができるコートとなりますね。

オムニコート

ハードコート

ハードは、その名の通りコンクリートでできており表面が固いコートです。ハードの場合は、雨上がりに水切りワイパーで水切りを行うことで使用可能になります。

天候の影響の受けやすさとしては、クレーとオムニの中間といったところでしょうか。

ハードコート

 

以上のとおり、最も天候に左右されずらいのがオムニなんですね。くりかえしになりますが、雨天によるレッスン中止を考えるとオムニを選ぶのが最も良いでしょう。

また、雨天時にはレッスン開始の何時間前にレッスンの有無が決まるのかもおさえておきたいポイントです。テニススクールがどんなコートを所持しているかどうかは、ホームページを見て判断しましょう。もし、判らなかったら直接電話で問い合わせると良いですね。

[icon image=”point-b-bk”]
オムニコートを選んでおけばOK!

4.価格とシステムをチェック!

ラストは価格とシステム。趣味にかけるお金ですが、安い方がいいに決まってますよね?社会人といっても、自由に使えるお金は限られている方がほとんどかと思います。

テニススクールの価格は、地域にもよりますが、大体、月4回のレッスンで6,000円~10,000円です。チェックしておきたいのはシステム。

社会人であれば、急な出張や数か月間の海外勤務命令など、色々と都合が悪くなることが多いかと思います。そんな時、1か月単位での休暇は取れるのか?休んだら振り替えできるのか?振り替えの有効期間はどのくらいか?気になりますよね。

これはスクールによってシステムが異なりますので、それぞれのスクールに直接確認しておくと良いでしょう。

また、入会金の有無は?割引はあるのか?など料金に関する疑問も必ず入会前に解消しておきましょう。

参考までに、僕が通っていたスクールの1つは、1ヶ月単位での休暇は認められていませんでしたが、振り替えは2ヶ月間は有効でした。

[icon image=”point-b-bk”]
システムや疑問点は入会前に確認しておこう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?テニスの社会人スクールに入るときに注意するポイントについて紹介しましたが参考になったでしょうか?

新しく始めるスポーツは色々不安なこともあると思います。テニススクールではコーチもいますし、新たな仲間とも出会えますので、分からないことは積極的に聞いてみるとよいでしょう。同じテニス仲間として、快く教えてくれる方がほとんどかと思います。

この記事が、良いスクール選びのきっかけになったら嬉しいですね。

以上、「テニスの社会人スクール!選ぶのに重要な4つのポイントは?」でした。

WRITTER :もやこう