「蚊」退治用ラケットの効果!使い方から安全性までわかりやすく解説

「あ、蚊がいる。もうこんな季節か・・・。」なんて、夏を感じている余裕は最初の1匹で促終了。やはり、「家で蚊を見つけたら速攻で退治!」が基本ですよね。平日の夜中に羽音を聞いてしまった時の絶望感といったら・・・、想像しただけでもゾッとします。

蚊がいる状態で眠っても翌日は悲惨な結果が待っている事ですし、退治してから眠るにしても、かなりの時間を使ったり、完全に目が覚めてしまったりするんですね・・・。

蚊取り線香をはじめ、対策グッズは色々とありますが、僕自身が実際に使ってみてとても便利だったグッズ、「蚊」退治用ラケットについて書いていきます。

このグッズは単純に振り回せば蚊を退治できるわけではありません。ちょっとしたコツが必要なんですよ。そこら辺のお話も含め、「蚊」退治用ラケットの効果、使い方、安全性について解説していきますよ。

それでは、早速いってみましょう!!

「蚊」退治用ラケットの効果

このグッズは、その名の通りテニスラケットのような見た目をしていて、グリップのスイッチを押している間だけラケット面に電流が流れるようになっています。電流が流れている間は緑色のインジケーターランプが点灯。

電流が流れている面で蚊に触れると一瞬で退治する事が可能なんですね。実際に使ってみたところ、しっかりとヒットできれば「蚊」なら本当に一瞬で退治できる事が分かりました。

蚊の他にハエでも効果を試してみましたよ。

その結果は・・・

  • 1度目のヒット→落下(まだ生きている)
  • 2度目のヒット(落下したハエに対して)→死滅

という具合で、一発では退治する事はできなかったものの、二度目のヒットで死滅が確認できました。

ただし、すべてのハエがこのパターンで退治できるわけではなく、中には3~4回のヒットでやっと退治できる事もありました。

ラケット面がターゲットにヒットする際の角度にもよりますし、ターゲットの大きさによっても結果が変わる事がわかりました。特に体の大きなターゲットは、しぶとく生き残る傾向があるようです。

使ってみた感想は・・・

人体に直接害を与える蚊であれば躊躇なく退治できます。しかし、直接的な害があるわけではないハエをこのラケットで退治するのは少々かわいそうな気がしました。

ハエの場合は、できれば退治する事なくそっと窓から外へ逃げてもらう方が良いような気がしましたよ。

ところで、冒頭でもお伝えした通り、このラケットは意外と使いこなすのが難しいんですね。次のセクションからは効果的な使い方を解説していきますよ。

ラケットの効果的な使い方

ラケットは、「飛んでいる蚊」を狙ってバシッとスイングして退治するかと思われがち。しかし、この方法ですとスイングによる風によって蚊は逃げてしまう事が多いんですね。

では、どうやって退治するのが良いのでしょう?それは・・・

  • ラケットはスイングせずにそっと蚊の上に被せる

具体的には、白い壁に止まっている蚊の上にそっとラケットを被せ、蚊が飛び立った時にラケット面に当たるようにするのです(図1,2参照)。

ラケットを被せる時の注意ポイントとしては、蚊の前方にラケットの先端を持っていき、そのままラケットの先端を壁面に着けるようにしましょう(図1,2参照)。

こうすることで、蚊が前方に飛び立つ時に丁度いい具合に電流が流れたラケット面に当たります。この方法なら、止まっている蚊の上にラケットを被せる事ができれば、かなりの確率で蚊を退治する事ができます。

是非、お試しくださいね。

 

電撃殺虫ラケット1

図1.止まっている蚊にラケットを被せる

電撃殺虫ラケット2

図2.蚊が飛び立つのを待つ

どうやって蚊をみつける?

ラケットの使い方は分かってもらえたかと思います。では、どうやって白い壁に蚊を止まらせれば良いのでしょう?蚊の基本習性と共に解説していきます。

言い忘れていましたが、何故白い壁に止まらせるかというと、蚊がハッキリ見え易くなるからです。濃い色の壁ですと蚊はかなり見えずらくなります。

  • 蚊は黒い物や暗い所を好む

蚊は黒い物や暗い所を好みます。寝ているときに蚊の羽音で目が覚めて電気を点けるとカーテンの影など影になっている所に飛んでいく事が多いんですよね。

また、白い服を着ている人よりも黒い服を着ている人の方が刺されやすいと言われています。

  • 白い壁に追いやる

この黒い物や暗い所を好む習性を覚えておく事で、蚊の居場所がある程度分かるようになります。自分の部屋に蚊がいるなと思ったら、まずは部屋の影になっている所に注目しましょう。

例えば、机の下やカーテンの影ですね。影になっている部分に刺激を与えてみると蚊がビックリして飛び立ちます。このとき、蚊が再び暗いところに逃げ込まないように注意しましょう。

暗いところに行ってしまった蚊は背景と同化してかなり見えずらくなってしまいます。逆に、白い壁に追いやる事で蚊をハッキリと確認する事ができます

白い壁に逃げた蚊は、そのうち壁面に止まります。こうなったらチャンスです。先ほど、紹介した方法で退治してしまいましょう!

安全性はどうなの?

電気の力で蚊を退治するラケットですので、やはり安全性は気になるもの。特に小さな子供がいるご家庭では特に大切な事かと思います。結論から言いますと、使い方を間違えると結構危険です。

取扱説明書の注意書きをよく見てみると・・・

  • 本製品はおもちゃではありません。子どもの手の届かない場所で保管・管理してください。
  • 金属ネット部をさわらないでください。
  • スイッチを離すと確認ランプは消えますが、コンデンサ内に電流が残っている場合がありますので注意してください。
  • 水に濡らさないでください。
  • 火気の近くや、高温多湿の場所に置かないでください。
  • 分解・改造しないでください。
  • 落とす、投げる等の強い衝撃をあたえないでください。
  • 本来の用途以外で使用しないでください。

とあります。

金属部分に電流が流れるので、絶対にラケット面の金属部分には触れてはいけません。念のため、スイッチを入れていない時も触れないようにしましょう。

なぜなら、注意書きにもありますが使用直後にはコンデンサ内に電流が残っている場合があるからです。

ちなみに、僕は初めて使用した際、スイッチを入れた状態でうっかりラケット面を触ってしまった事がありますが、想像通り「パチッ」ときましたね。痛みの度合としては、冬場の乾燥した時期に静電気が溜まった状態でドアノブに触れた時と同じくらいです。

間違った使い方をすると人体に直接ダメージを及ぼします。使う際は、まわりに人がいない事を確認するようにしましょう。特に小さな子供がいるご家庭では、より注意が必要となりますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?「蚊」退治用ラケットの使い方から安全性までお分かりいただけたかと思います。

ラケットを手にしたら、是非、今回ご紹介した方法を試してみて下さいね。まとめますと、このような感じになります。

  • ラケット面に蚊が触れれば一瞬で退治できる
  • ラケットはスイングせずに蚊の上にそっと被せて使用
  • 蚊は暗いところや黒い物を好むので、探すときは暗いところを探す
  • 見つけたらより見やすくするため、背景が白い所に追い込む
  • 安全性については使い方を間違えると結構危険
  • 小さな子供がいるご家庭ではおすすめできない

今年の夏も蚊の被害になるべく合わないように頑張っていきましょう!

以上、「「蚊」退治用ラケットの効果!使い方から安全性までわかりやすく解説」でした。

WRITTER :もやこう