夜間に車の運転をしていると、対向車のヘッドライトが眩しいと感じる事がよくあります。最近では、ヘッドライトそのものの明るさも昔に比べて増しているので、眩しさも一層高まっているんですね。
昔のヘッドライトはハロゲンライトというライトが一般的でしたが、10数年前くらいからはHIDライトという青白い光を放つかなり明るい(眩しい)ライトが登場しました。
最近ではLEDライトも新たに加わり、ヘッドライトの性能も時代と共に日々進歩しています。しかしながら、それと共に眩しさもどんどんアップしております。
今回の記事では、車のヘッドライトが眩しいときの対策をご紹介しましょう。
それではスタート!
対向車の眩しい時の対策
対向車のヘッドライトが眩しい時の対策はいくつかあります。
具体的には・・・
- 対向車のヘッドライトを直視しない
- ナイトサングラス
- サンバイザー
以上3つの対策があります。それでは各対策について詳しくみていきましょう。
対向車のヘッドライトを直視しない
伝統的なハロゲンライトもハイビームだと眩しく感じますが、やはり、HIDやLEDのハイビームの眩しさは段違いに強烈。
対向車がハイビームにしている時は例外なく眩しいと感じる事が多いかと思います。また、ハイビームにしていなくても改造の結果、光軸がズレてしまい常にハイビームの状態になっている車もたまに見受けられます・・・。
眩しさ対策としては、対向車のヘッドライトを直視しないこと。直視しなければ、眩しさを大幅に軽減できるんです。
では、どこを見て走行すれば良いのでしょうか?
それは、前方道路の左側を見るようにすると良いです。対向車のハイビームは前方右側から差し込んでくるので、その光を交わしつつ前方左側を見るようにしましょう。
こうする事で、前方の安全を確保しながら対向車のハイビームに眩しさを軽減する事ができます。是非、試してみて下さいね。
ナイトサングラス
サングラスによって眩しさを軽減する方法もあるんですよ。
サングラスというと昼間の太陽光から目を守るイメージが強いかと思いますが、夜間の運転用の「ナイトサングラス」というアイテムもあるんです。
これは夜間運転用に開発されたサングラスで、曇天時には視界が明るくなり、夜間には車のヘッドライトの眩しさを軽減する効果があります。
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眩しさの豆知識
ところで、なぜサングラスをかけると眩しさが軽減されるのでしょう?それは、サングラスにより人の目が眩しいと感じる光をカットしてくれるから。
人の目は可視光線と呼ばれる光を見る事ができます。可視光線の中でもとりわけ眩しいと感じる光、「ブルーライト」と呼ばれる光があります。イメージではこんな感じ。
7色の色がありますがこれが可視光線で、この紫~藍色の部分がブルーライトと呼ばれる眩しい光です。
サングラスによりカットされるのはこの部分の光なんですね。ちなみに、紫外線と赤外線は人の目には見えません。
サンバイザー
サンバイザーというとキテレツ大百科のキテレツを想像してしまうかもしれませんが、車のサンバイザーってご存知でしょうか?
運転席と助手席の天井についているアレですね。
通常、早朝や夕暮れ時の太陽が低い位置に来た時の眩しさ対策で使うものですが、その進化版として対向車の眩しさ対策用の物が登場しています。
イメージとしては、大きなナイトサングラスのレンズが運転席の目の前にある感じですね。
実際に、夜間にコレを装着して使用している動画がありましたのでご覧ください。
いかがでしょうか?対向車のヘッドライト光が随分と和らいでいるのが分かりますね。これなら、対向車のヘッドライトを気にせずに運転に集中できますね~。
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と、ここまでが対向車のヘッドライトが眩しい時の対策です。ちょっとした意識やグッズに頼る方法がありますが、あなたに合った方法を選んで実行してみてくださいね!
ところで、眩しいのって対向車だけとは限りませんよね?
そうです、後ろに続いてくる車が眩しいという状況もあり得ます。経験された方も多いのではないでしょうか?これも由々しき問題です。
こちらへの対策もお伝えしておきますので、合わせてチェックしておきましょう~。
後続車が眩しい時の対策
後続車のヘッドライトが眩しい時の対策はいくつかあります。
具体的には・・・
- 防眩レバーを手前に引く
- 後続車に道を譲る
- 防眩ミラー
以上3つの対策があります。それでは各対策について詳しくみていきましょう。
防眩レバーを手前に引く
後続車の車がヘッドライトをハイビームにしていた場合、自分の車のルームミラーに反射してかなり眩しいですよね?
そんな時は、ルームミラーの真ん中下にあるレバーを手前に引いてみて下さい。こうする事により、ミラーの角度が変わり後続車のハイビームが目に入らなくなります。
同時に後ろの状況も判らりづらくなります(ライトの光は見える)ので、状況に応じて必要なときのみこのレバーを使うようにしましょう。
ただし、純正のルームミラーの上から他のミラーを装着している場合は注意が必要。純正ミラーでないと、防眩レバーを引いた時に何も映らなくなるので大変危険なんです。
防眩ミラーを使う際は純正ミラーの時のみ使うようにしましょう!
後続車に道を譲る
後続車のヘッドライトが眩しい時の対策をもう1つ紹介しましょう。
山道などでかなり長い距離が予想される場合に、後続車のヘッドライトが眩しいと感じてしまったら、早い段階で後続車に道を譲ってしまいましょう。
ただし、後続車に道を譲って自分が後から車を追う立場になっても仕返しでハイビームで先行車を攻撃しないようにしましょうね(笑)復讐は何も生みませんよ。
また、道路が2~3車線の場合も早めに車線変更して、後続車を先に譲ってしまいましょう。
経験上、ヘッドライトが眩しい車は先を急いでいる事も多いです。譲ってしまえばすんなりと追い越していってくれる事でしょう。
防眩ミラー
先ほど、防眩レバーの話をしましたが、ルームミラーの中には構造的に後続車のハイビームの反射を抑える「防眩ミラー」が存在します。
眩しい光だけをカットするタイプの防眩ミラーやセンサーにより自動的にミラーの反射率を最適化してくれるハイテクな防眩ミラーもあります。
お金に余裕がある方は、防眩ミラーを試してみるのも1つの方法かと思います。
ちなみに、僕の車のサイドミラーは眩しい光をカットする防眩ミラーに交換していますが、純正のミラーと比較すると眩しさが軽減されているのが分かります(^^♪
いかがでしたでしょうか?ここまで、対向車および後続車のヘッドライトが眩しい時の対策をご紹介しました。
是非、これらの眩しさ対策を実行して快適な夜間走行を楽しんでくださいね。
ところで、対向車の眩しさは主にハイビームが原因になっていますが、そもそも道路交通法では、ハイビームとロービームの使い分けをどのように定めているのでしょうか?
この際ですので、交通ルールについてもおさらいしておきましょう。
夜間のヘッドライト 交通ルールは?
交通ルールとしては・・・
というのが基本的なルールになっております。
この「基本的にはハイビームで走行する」という部分のみが独り歩きしてしまい、常時ハイビームで走行する車が増えてしまったのかと思われます。
くりかえしになりますが、このハイビームこそ、ヘッドライトが眩しい一番の原因になっております。
また、ヘッドライトの光軸がずれてしまっている車もチラホラ見かけますが、コレも原因の1つとなっております。
なんとか交通ルールを守って運転して頂きたいものですね(;^ω^)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
対向車および後続車のヘッドライトの眩しさ対策をご紹介してきましたが、まとめるとこうなります。
- 対向車のヘッドライトを直視しない
- ナイトサングラス
- サンバイザー
- 防眩レバーを手前に引く
- 後続車に道を譲る
- 防眩ミラー
この中には簡単に実践できる事もありますので、是非試してみて下さいね。最近では、対向車や先行者がいる場合に自動でロービームに切り替わる車も登場しています。
エアバッグやABSも昔は標準装備ではありませんでしたが、現在は当たり前のように装備されていますよね。
ですので、ハイビーム・ロービーム自動切換システムもそのうち当たり前のように装備される日が来るかもしれませんね(゚∀゚)
以上、「対向車が眩しい時の対策!効果てきめんな秘密の方法を伝授」でした。
WRITTER :もやこう