救急車を呼ぶ時は、突然訪れてしまいます。そんな時に、オロオロして救急車を呼ぶのに四苦八苦してしまわないためにもここで1つ勉強しておきましょう。
私も以前、救急車を呼ぶ時が突然訪れたのです。動揺してしまい落ち着いて話せず、「落ち着いてください!」と消防本部の方に言われてしまいました(*_*;
最近は自宅に固定電話を持っていない世帯も多くあり、携帯電話(スマホ含む)で救急車を呼ぶ人が続出しているようです。
というわけで、私の実体験をまじえて携帯電話での救急車の呼び方について書いていきますね。
最近では、携帯電話で救急車を呼ぶとGPS機能により自動的におおまかな場所も特定されるようです。その際の注意点にも注目してみましょう。
ラストでは、実際に救急車を呼んだ時のエピソードを紹介しますね!
それではいってみましょう。
救急車は携帯電話(スマホ)で119番でOK?
まず、「携帯電話で119番を押せば救急車を呼ぶことが出来るのか?」についてですが、答えはYES。
実際にわが家には固定電話はなく、携帯電話のみで生活していたので携帯電話で119番を押して消防本部の係員に繋げることができました。
救急車を呼んだ際の流れ
通報後の流れとしては、このようになります。
- 救急です!と答える
- 住所(場所)を答える
- 詳しい病状を答える
- 年齢を答える
- 通報者の名前と連絡先を答える
それでは順にみていきましょう。
救急です!と答える
最初に「火事ですか、救急ですか?」と尋ねられるので、今回は救急車を呼ぶので「救急です!」と答えます。
住所(場所)を答える
その後は住所を尋ねられるので、正確に住所を伝えると実際に救急車が出動する消防本部に電話が転送されますのでしばし待ちます。
私の場合は、自宅からの通報だったので住所を答えましたが、状況によっては場所が分からない事もあるかもしれません。
そんな時は、周りの状況を見て目印になるような建物や信号機の名前など、具体的な特徴を分かりやすく伝えるようにしましょう。
現在では携帯電話で通報した場合、携帯電話のGPS機能により自動的に場所が伝わるシステムが導入されています。これについては後半のセクションでお伝えしますね!
詳しい病状を答える
電話が転送されたら、詳しい病状(ケガの状態等も含む)を尋ねられるので答えましょう。
誰がどのような経緯で、現在どのような状況になっているのか分かり易く伝えます。意識の有無や呼吸ができているかも伝えましょう。
私の場合は、夫が朝方に普通ではないくらい震えて(痙攣して)いたので、びっくりして救急車を呼ぶ事に。
「夫が異常に震えている」ということを伝えた時に、消防本部の方に「熱がありますか?」と尋ねられました。
私はその時、夫の熱を測っていなかったので、とっさに「熱はある?」と夫に聞くと「熱はないよ。」と答えたのでその通りに伝えました。
この時、夫の声が消防本部の人に聞こえたようで意識があるという確認が出来て良かったです。
年齢を答える
その後は、年齢を尋ねられます。もちろん、年齢は通報者ではなく、救急車を必要としている人の年齢ですよ。
私は、夫の年齢を知っていたので正確な年齢を答える事ができましたが、状況によっては年齢が分からない場合もあると思います。
そんな時は、「○○代」等と、大まかな年齢を答えると良いでしょう。
通報者の名前と連絡先を答える
ラストは、通報者の名前と連絡が可能な連絡先を答えましょう。これは、救急車がこちらに向かっている際に、正確な場所等を再度確認する為に必要になります。
以上のような流れで、消防本部の方に必要な情報を答えると、救急車をこちらに向かわせてくれます。
ところで、携帯電話で通報する際は必ずGPS機能をONにするようにしましょう。
※機種により「位置情報サービス」等、異なる名称で呼ばれている事もあります。
次のセクションでは、必ずGPS機能をONにすべき理由と、その際に注意すべき点について解説していきますね!
携帯電話で通報する際はGPS機能をONにする
その理由とは、現在、携帯電話で通報した際には、GPS機能により自動的に指令室のモニター画面に位置情報が表示されるようになっているからです。
ただし、2点ほど注意ポイントがあります。
1つ目は、できれば電話口でも正確な番地を答えた方がより良いという事。
GPSの機能は大変便利ですが、残念ながら「約10~50mの範囲」の精度です。より確実性を高めるためには口頭で伝えた方がベターです。
固定電話は通報と同時に正確な位置情報が指令室に伝わるようになっています。もし緊急事態発生が自宅等で、固定電話が使える環境ならば、迷わず固定電話で通報するようにしましょう!
次のセクションでは、救急車を呼んで到着してからの私たちの実際に経験したことを書いていきたいと思います。
実際に救急車が到着してからの実体験!
救急車が到着してから、救急隊員の方たちが3名来てくださいました。この時は、本当に有り難いと思いましたよ。
到着してからは、夫の熱を測ってくださいました。結果は、かなりの高熱(39度)が出ていて、かなり危険な状態。
熱を測っていなくて、「熱はない」などと間違ったことを言ってしまい恥ずかしかったです・・・。
救急車を呼ぶ前に「熱を測っておいた方が良い」と身をもって実感したので、忘れずに熱を測るようにしましょうね。
その後、担架で夫が救急車に運ばれて行きました。
その時、保険証を持ってくるように言われたので探しましたが保険証が見つからず。結局は夫のところに行き、保険証の場所を聞き出してやっと保険証を見つけることが出来ました。
そして、普段どこの病院に行っているか聞かれる事に。しかしながら、引っ越してきたばかりでまだどこの病院にも行ったことがなかったので、救急隊員の方が決めた総合病院に行く事になりました。
私はこんな非常事態の時に不謹慎なのですが、夫の手を握りながら「○○!○○!」とか名前を呼ぶドラマで良くあるシーンをやりたいと思ってしまったんです・・・。
実際にやろうとしたら救急隊員の方にイチャイチャしていると思われたのか、やめさせられてしまいました( ;∀;)
こんな時に何を考えているんだと思われてしまいそうですが、何故かこんなことを考えてしまったのですよね。夫は絶対に大丈夫だと信じていましたので。
その後は無事に病院に到着し私は病院の受付を済ませ、夫は色々な検査をしたり、また熱を測ったりしていました。その時の熱は40度にも上がっていたそうです。
救急隊員の方たちは3名中2名の方たちは搬送が終わるとどこかへ行ってしまいましたが、隊長らしき人はしばらく夫の無事が確認できるまでは待っていてくださいました。
その姿にとても感動しましたよ。本当に感謝しています。
夫は検査が終わると医師の診察まで、点滴を打った状態でベットに寝ていました。点滴には解熱剤が入っていたようで、少し時間が経つと熱も下がってきました。
夫が無事で本当に良かったです。医師の診察を受けた後、無事に帰宅できました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?救急車を携帯電話で呼ぶ方法と自分たちの実体験について書きました。最後にまとめたいと思います。
携帯電話で119番をプッシュすれば救急車を呼ぶことは出来ます。また、位置情報を提供する為、GPS機能はONにしておきます。
答える内容は、以下の通り。
- 救急です!と答える
- 住所(場所)を答える
- 詳しい病状を答える
- 年齢を答える
- 通報者の名前と連絡先を答える
救急車を呼ぶ時は、本当に突然訪れてしまうので、その際にはこの記事を役に立てていただければ幸いです。もちろん、こんなこと起きない方が良いですけどね。
以上、「救急車を携帯電話で呼ぶには?場所も自動認識される時代に!」でした。
WRITTER:もやみ