トナカイと鹿の違い!7つのポイントで徹底比較

クリスマスシーズンになると必ず話題になるのがトナカイ。そうです、サンタクロースのソリを引いているあのトナカイさんです!トナカイってよく見ると鹿にも似ているんですよね。

見た感じ洋風なのがトナカイで和風なのが鹿ですが、正確にはどんな違いがあるのでしょう?もしかして、同じ種類の動物だったりして・・・。

クリスマスの時期には忘年会も控えていますので、トナカイと鹿の違いの話題が出てきたら、サラリと語れるようにここで一緒に勉強していきましょう。おそらく、両者の違いをハッキリと語る事ができる人ってあんまりいないと思います。

これをサラリと語る事ができれば、あなたは「モノ知り博士」間違いなしですよ(笑)

というわけで、今回の記事ではトナカイと鹿の違いを7つのポイントに分けて徹底的に調べていきます!それでは、いってみましょう!

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トナカイと鹿の違い 7つのポイントとは?

「トナカイと鹿の違い」を7つのポイントに分けるとこうなります。似ているようで結構違いがあるんですね!

  1. 種族の違い
  2. 大きさの違い
  3. 角の違い
  4. 体毛の違い
  5. 生息地の違い
  6. 移動能力の違い
  7. 家畜化の違い

1.種族の違い

トナカイと鹿は大きなくくりでは同じ仲間ですが、細かく分類するとちょっと違う種族なんです。

トナカイ→鯨偶蹄目、
      シカ科、トナカイ
鹿→鯨偶蹄目、
      シカ科、シカ

両者とも「鯨偶蹄目(くじらぐうていもく) シカ科」というくくりでは同じ種族ですが、ラストの「属」が違います。トナカイはトナカイ属、鹿はシカ属に属しているんですね。

ちなみに、トナカイ属はトナカイしかいません。

トナカイは「トナカイ」という正式名称で通っていますが、「鹿」はシカ科もしくはシカ属に属する動物の総称なんです。なので、「鹿」というのはグループ名の事を言うのです。

一般的に「鹿」はニホンジカを指す事が多いので今回の記事では鹿=ニホンジカという事で話を進めていきますね。

■ニホンジカもグループ名!
「ニホンジカ」というのもグループ名で、エゾシカ・ホンシュウジカ・キュウシュウジカなどの総称をいいます。僕たち日本人は、これらの鹿をまとめて「鹿」と呼んでいるんですね。そして、トナカイと鹿の関係を例えるなら、カブトムシとクワガタの関係に少し似ています。「カブトムシ」は正式名称ですが、「クワガタ」という昆虫はいません。クワガタも鹿と同様、グループ名なのです。一般的にクワガタ=ノコギリクワガタの事を指します。どうですか?鹿=ニホンジカと少し似てますよね?

トナカイ1

↑これはトナカイです

2.大きさの違い

それでは大きさの違いはどうでしょう?

トナカイ
  →体長:160~220cm 
  →体重:80~180kg
鹿   
  →体長:130~160cm
  →体重:40~100kg

こうして比較すると全体的にトナカイの方が大きいのが判ります。両者ともにオスの方がメスよりも大きく、トナカイは大きな個体で300kg、鹿は大きな個体で140kgを超える事もあるんです!

大きなトナカイや鹿というと、もののけ姫に登場するシシ神を連想してしまいますね。

■鹿っぽいのにシシ神?
昔の日本では鹿のことを「カ」、食用動物の肉を「シシ」と呼んでいました。そして、食肉用の鹿の事を「カのシシ」、食肉用の猪の事を「イのシシ」と呼んでいました。

やがて、「カのシシ→シシカ→シカ(鹿)」という流れで、「鹿」という名前が誕生したのです。このような背景から、単に「シシ」を鹿を指す言葉として使ったりするのです!

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3.角の違い

それでは、角の違いについて見てみましょう。両者の角自体にはそれほど違いはありません。では、何が違うのでしょう?それは、トナカイだけメスにも角が生えるんです!

シカ科の動物は、基本的にはオスのみに角が生えます。しかし、トナカイだけは特殊でメスにも角が生えるようになっています。

何故でしょう?そうしたトナカイの角の役割については、こちらで詳しく記事にしています。ちょっとでも気になったら、ぜひ読んでみてください^^

⇒トナカイの角の役割!意外と知られていない使い方に注目!

また、トナカイのオスとメス、鹿(オス)では角を使用する時期が微妙に違います。角を使用する時期はこのようになります。

トナカイ(オス)
  →秋に使用
トナカイ(メス)
  →冬に使用
鹿(オス)
  →秋に使用

3種とも、角は1年周期で生え代わります。

トナカイ(オス)の角は、春に生え始め夏~秋に完成し、冬に抜け落ちます。トナカイ(メス)は、春~初夏に生え始め秋~冬に完成し、翌春~初夏に抜け落ちます。そして、鹿(オス)は、春に生え始め秋に完成し、翌春に抜け落ちます。

4.体毛の違い

次は、体毛の違いです。トナカイは単色、鹿は白い斑点模様のイメージがありますが、これについて詳しくみてみましょう。

実は、両者ともに体毛は夏毛と冬毛があり、夏と冬で若干の違いがあります。

トナカイ
  →夏:褐色      
  →冬:灰褐色
鹿    
  →夏:褐色に白斑点  
  →冬:灰褐色

鹿の白い斑点はバンビのイメージで小鹿を連想しますが、大人のオス鹿でも夏になると白い斑点が付くのです。白い斑点はカムフラージュの効果があると言われていますが、人間から見たらカワイイ模様にしか見えませんね(笑)

なお、トナカイの色については一般的には夏は褐色、冬は灰褐色としましたが、分布地域によって黒っぽいものから白っぽいものまで多岐に渡ります。

トナカイ2

↑トナカイ(夏毛)

鹿2

↑鹿(夏毛)

5.生息地の違い

生息地にも違いがあります。

トナカイの生息地は北極圏がメインとなっており、アメリカのアラスカ州・カナダ・デンマーク・ノルウェー・フィンランド・ロシア等となっています。サンタクロースのイメージとぴったりの国々ですね。ちなみに、サンタクロースの出身はフィンランドと言われています。

一方、鹿の生息地は東アジアがメインで、日本・中国・ロシア・北朝鮮等です。ロシアには、両方いるのですね・・・。あと、ビックリするのが、ニホンジカは日本以外にも生息していること。他の国にも住んでいる動物なのに、「ニホン」という名前が入っているなんて日本人としては嬉しいですね。

トナカイ→北極圏
鹿   →東アジア

6.移動能力の違い

トナカイも鹿も群れで行動します。そして、エサを求めて集団移動をする習性を持っています。両者の移動能力の違いはこのようになります。

トナカイ
  →1000km以上
鹿   
  →数10km

こうして見ると、トナカイの移動能力はケタ違いに優れている事が判ります。大陸をメインの生息地とするトナカイは、その環境に適応し、これだけの長距離移動ができるのですね。

7.家畜化の違い

忘れてはいけないのが、人の役に立つ動物であるのか?ということ。つまり、家畜として活躍しているのかどうかです。

トナカイ
  →家畜化されている
鹿   
  →家畜化されていない

トナカイは、人々に家畜として飼い慣らされている場合もあり、人々は肉や毛皮・角など無駄なく生活に取り入れているのです。例として、北欧のサーミ族はトナカイと共に生活をしています。

一方、鹿の場合は、豚や牛のように家畜化される事なく自由に生きています。奈良公園にいる鹿は野生だと言われていますが、天然記念物として保護されているので、鹿にしてみれば「いいとこ取り」な贅沢な生き方かと思います。

こじか

まとめ

トナカイと鹿の違いを7つのポイントで比較してみましたが、いかがでしたでしょうか?随分と違いがある事が判りましたね。これで、トナカイと鹿がごっちゃになる事もなくなるかと思います。

それでは、忘年会では、思う存分「モノ知り自慢」をしてしまいましょう(笑)

以上、「トナカイと鹿の違い!7つのポイントで徹底比較」でした。

WRITTER :もやこう

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